うちの猫が「猫疥癬」にかかっていた話。

野良の子猫を保護した話のときに書いた通り、保護した子猫は猫疥癬だった!
お世話になった動物病院では皮下注射を週に1度、全4回(4週間)の治療方法でした。
そのときの流れや家での対処方法、金額をまとめます。

猫疥癬ってどんな病気?

症状
感染してから2~6週程で症状が出始めます
・皮膚が脱毛した状態が見られる。
・赤いブツブツした発疹ができる。
・カサブタやフケが目立つ
・悪化すると皮膚が肥厚しシワシワになる。
・頻繁に掻く、舐める。

原因
・猫皮癬ダニ(ネコショウセンコウヒゼンダニ)というダニが皮膚に寄生することで発症する。
・寄生されている猫との接触感染
・飼い主が寄生されている猫との接触
・皮癬ダニがついている物(タオルや首輪など)からの感染

治療方法
ダニ駆除剤の投与
で治療します。
・皮下注射
・薬用シャンプー
・皮膚に直接付けるタイプのお薬(ブロードラインやレボリューションなど)

人間にも感染するの?

猫皮癬ダニはその名の通り、猫に寄生するダニなので人には寄生できません。
ただし、寄生はできなくてもうつることはあります
子供や高齢の方は特に注意です。
うつると発疹が出て痒みを伴うようです。
しかし大丈夫です、このダニは人の皮膚では生きられず暫くすると死んでしまいます。
大体数日~1週間程度で治りますが、飼い猫が感染し続けていると人間にもうつり続ける可能性があります。

子供がいる我が家がしたこと。

獣医さんから猫皮癬ダニが人間も噛むということを教えていただき、特にお子さんは注意!と警告をされてしまったので治療中の生活がとても心配でした。
結果から言うと家族の誰にもうつることがなかったので一安心!

・感染している猫(野良猫など感染の恐れがある猫)に触れた場合は必ず石鹸で手を洗う
猫皮癬ダニは弱いダニなのでしっかり洗えば駆除できるようです。
・感染している猫に触れる必要がある際は使い捨ての手袋をつける
抱っこはしない!
・完治するまではケージ飼いで隔離。
少し可哀想かもしれませんが、完治するまでは家の中を自由に歩かせない
・ケージの下にはブルーシートを敷く。
・ケージはいらない毛布で覆う(空気は入るようにする)
寒い時期だったので防寒も兼ねて。夏場や成猫の場合、ブルーシートでも良いかもしれません。
・ケージを置いている部屋の掃除をいつもより徹底する!

これだけです。それほど特別なことはしていません。

治療費はどのくらい?

気になる治療費ですが、以下の通りです。

診察料¥600×4回=2,400
皮膚検査¥800
皮下注射¥1,500×4回=6,000円
合計9,200円

他の動物病院にはかかったことがないため、インターネットで調べた結果ですが相場より少しお手頃だったようです。
約1万円で猫ちゃんが元気になるなら安いものです(笑







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