今回はリボンで結ぶタイプの術後服ではなく、筒型の術後服を製作してみました。
材料は100均一で売られているレディースのアームカバーです。
着せてみた感想などをまとめたいと思います。
製作方法はとても簡単!
費用もかからず、製作の方法もとても簡単です。
ミシンは不要で今回も裁ちバサミのみです。
- 大体長辺部分を30cm~33cmくらいにカットします。
- 腕が入る部分を縦(長辺と同じ方向)に、脚が入る部分は横(短辺と同じ方向)に切り込みをいれます。
- お尻や尻尾に当たる部分は気持ち弧を描くように切ります。
- ポイントは脚が入る切り込みを左右大幅に離すこと。
そうしないと傷口に当たる部分が思ったよりも細くなってしまいます。
以上です。とても簡単です。
実際に着せてみたメリット、デメリット
正直なところ、我が家の猫ではデメリットの方が多かったです…
メリット
・安く作れる
・簡単に作れる
・デザインが選べる
デメリット
・猫の大きさ次第ではすぐに脱げる、すり抜けられる
・アームカバーでは生地が薄く、傷口を噛む猫の場合は着せていても意味がない
・写真のように伝染するので耐久性がない
レッグウォーマーで製作しようと考えていましたが、実際に見たレッグウォーマーは伸ばしても到底うちのおデブ猫では入らない!と思ったのでアームカバーで作りました。
しかし、アームカバーでは首周りが大きかったようです。
首周りが下がってきてしまい、簡単に全身すりぬけられてしまいました。
1時間も持たなかったので、我が家の場合は前回作った余った生地で製作した術後服よりも耐久性がありませんでした。
すり抜けられる他には生地が薄すぎるという問題点もあります。
うちの猫の場合、傷口を舐めるだけではなく、時々糸を引っ張ろうとしてしまうことがありました。
ですので、今回使用した薄手のアームカバーで尚且つピタッと身体にフィットするタイプのものは生地ごと上から糸を引っ張ることができてしまうのです。
アームカバーやレッグウォーマーで製作する場合はある程度、生地に厚みがある方が良いと思いました。
手作りの術後服は難しい
費用がかからないことや手軽なことはとても良いですが、術後服を購入するまでの仮の術後服としての使用か猫自身が傷口を気にしなくなるまでの数時間~2日程度しか使用できないように感じました。
シエルの場合、ずっと傷口を気にするので長期間術後服に頼る必要がありました。
結局、既製品を購入するという結論に。
また既製品の術後服もレビューいたします。