野良猫を拾ったらどうすればいい?
捨てられている猫、飢えて衰弱している猫、病気の猫。
そんな野良猫を見かけたら猫好きなら放っておけません。
保護したものの、次は何をすれば良いものか迷ってしまいますよね。
私もその一人でした。
同じように迷ったときに役立つポイントを紹介します。
子猫の場合、近くに親猫いないか確認する
まだ乳離れをしていない生後間もない子猫の場合は近くに親猫がいる可能性が高いです。
子猫をおいて親猫だけ餌を探しに出ている場合もあります。
親切心のつもりが猫誘拐に!!!という事になりかねません。
少し様子を見てみましょう。
病院へ行く前に…
保護した猫が本当に野良猫かどうか調べる必要もあります。
首輪が付いていれば飼い猫の可能性が非常に高いです。
首輪がなくてもマイクロチップがついている場合もあります。
動物病院で相談!
野良猫を保護したら、まずは獣医さんに健康状態を確認してもらいましょう。
衰弱の仕方、現在の体重、どのようなご飯(エサ)をあげるべきかアドバイスをしてくれます。
推定生後何日~何ヶ月なのかということも教えてくださいます。
(中には無口な獣医さんもいるようですので、わからないことはしっかり質問しましょう。)
先ほど記載した「マイクロチップ」の有無も確認できます。
予約は特に不要な場合が多いようですが、野良猫は感染症にかかっている恐れがあるので事前に電話をすると良いです。
その際、既に排便があれば便を持ってくるように言われることもあります。
ラップにつつみ、ビニール袋に入れて持参しましょう。
費用について
気になるお値段ですが、初診料が1000~3000円、皮膚検査が500円~1500円、寄生虫駆除・予防1000円~2500円。
金額は病院や地域差がありますのであくまで参考です。
不安な方は事前に電話で問い合わせておきましょう。
ペットが飼える環境であるかどうか確認をする
ペット不可のお部屋の場合、病院・保護団体・知人などで預かってもらえるかどうか確認する必要があります。
ペット不可のお部屋に一時的な保護でも連れ帰ってしまうことは、ご近所さんや管理人さんに迷惑がかかってしまいます。
猫ちゃんのためにもしっかり確認を!
自分で飼うか里親を探すか決める
猫を保護し、一緒に暮らすことは簡単なことではありません。
環境の変化などで急に飼えなくなったでは済まない場合がほとんどです。
予防接種や去勢・避妊、病気などでお金もかかります。
他に猫用トイレや食器など猫グッズを購入する必要もあります。
お金だけではなく、躾やお遊びで時間もとられます。
保護猫にお金や時間をかけられないという場合は、病院や地域の保護団体に相談し里親を探さなくてはなりません。
里親を募集できる猫のコミュニティSNSに登録するのも一つの手です。
最後に…
野良猫を保護するということは非常に大変です。
それでも保護し一緒に暮らす決意ができたら、めいいっぱい愛情を持って接しましょう。
猫は素っ気ない生き物だと言われがちですが、一緒に暮らしてみると意外と甘えただったり寂しがり屋だということに気付きます。
良いお世話をすればきっと懐いてくれるはずです。
まとめ
野良猫を保護したらやるべきこと
・子猫の場合、近くに親猫がいないか確認をする
・動物病院で獣医さんに看てもらう
・ペットが飼える環境か確認をする
・自分で飼うか里親を探すか決める